世界遺産 003 ギアナ高地「カナイマ国立公園」
ギアナ高地「カナイマ国立公園」
- 国 : ベネズエラ・ボリバル共和国)
- 登録年 : 1994年
- 登録区分 : 自然遺産
- 登録基準 : VII. VIII. IX. X
ベネズエラ南東部にある世界最古の巨大なテーブル状の山であるテーブルマウンテンと熱帯雨林などからなる山地に位置する。
コロンビア、ベネズエラ、ガイアナ、スリナム、フランス領ギアナ、ブラジルの6か国と地域にまたがるギアナ高地の中心にあり、人類未踏の場所が数多く「地球最後の秘境」と呼ばれる。
面積は、30,000平方km以上。これは関東地方(東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県、茨城県、群馬県、栃木県)より少し狭い程度。四国の約1.6倍である。
テーブルマウンテンが大小100余りジャングルに浮かぶ一帯があり、ギアナ高地と呼ばれている。この地帯は、プレートテクトニクスの影響をほとんど受けていないため、約20億年前の地質がそのまま残っていると考えられている。
公園の北西部には、2,000 メートル級のテーブルマウンテンが連なり、アウヤンテプイがある。ここには世界最大の落差 979 メートルをもつエンジェルフォールがある。
テーブルマウンテンは2億5千万年前に大地が激しい雨で削り出されて造り出された。山はそれぞれ孤立している為、テーブルマウンテンで発見された植物の4千種のうち、7割がこの地域固有のものである。
典型的な熱帯気候。12月から5月までが乾季で、6月から11月が雨季。カリブ海からの湿った風がギアナ高地に吹き込んでおり、一帯にジャングルを形成している。常に、ジャングルの上に雲が浮かび、衛星写真で地形を把握することが困難とも言われている。
(引用 : Wikipedia)
◆ 写真 : フリー写真素材ぱくたそ
◆ ギアナ高地に興味のある方はこれを聴こう!
「行け!世界遺産と雑学の旅★」
第033回「カナイマ国立公園:4本の木*いろいろメール特集」