書庫のまくら

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世界遺産 007「姫路城」

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「姫路城」

白壁と華やかな構成美の白鷺城

姫路城は標高45.6mの姫山を利用して構築された平山城鎌倉時代の末期に築かれた城を、天正8年(1580年)に羽柴(豊臣)秀吉が三層の天守閣をもつ城郭に改修、慶長6年(1610年)からは池田輝政が8年の歳月をかけて五層7階の大天守をもつ現在の城を築いた。

その天守群は大天守と渡櫓(わたりやぐら)で結ばれた3つの小天守からなる日本で唯一の連立式天守になっている。白壁が美しく華やかな構成美が羽を広げて舞う白鷺にたとえられ白鷺城(はくろじょう、しらさぎじょう)とも呼ばれている。

姫路城の主要な建造物は木造

世界遺産に登録されている世界各地の城の多くは石造りや煉瓦造なのに対し、姫路城は濠や石垣をのぞき主要な建造物は木造。建築様式や意匠は世界で他に類をみない貴重なものといえる。

奇跡的に保存されてきた姫路城

姫路城は長い歴史の中で戦いや火災に巻き込まれず、明治以降は新政府によって各地の城郭が取り壊されるなか、城内に建設された陸軍師団司令部の中村重遠大佐らの努力によって保存されてきた。昭和以降は昭和4年(1929年)に国の史跡に、昭和6年(1931年)には国宝に指定され、終戦間際の空襲も奇跡的に免れ、昭和の大修理(昭和31年~39年)を経て築城時のままの姿に復元された。


登録地域の面積は、構成資産 107ヘクタール、それを保護する緩衝地帯 143ヘクタール。

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引用 : 日本の世界遺産-平和が一番

https://heiwa-ga-ichiban.jp/sekai/index.html

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